歯の寿命を縮める歯ぎしりとの関係 | 美しい歯を維持するため、当院ではインプラント、審美回復、歯列矯正、ホワイトニング様々なサービスをご提案しております。

歯の寿命を縮める歯ぎしりとの関係

歯ぎしりが癖になっていることは、自分では気が付きにくいもの。歯のすり減りを歯科医院で、あるいは一緒に暮らす家族に指摘されるなどでしか気づけないことが多いでしょう。無意識下で行ってしまっている歯ぎしりが歯の寿命を縮めてしまっていると気がついたら、どうすればいいのでしょうか?

歯ぎしりと歯の寿命の関係、歯ぎしりのデメリットと治療法についてご紹介します。もし歯ぎしりに悩んでいるなら、ぜひ参考にして治療を始めてみてください。

歯の寿命と歯ぎしりとの関係とは?

歯ぎしりは困った癖ではありますが、「歯の寿命を縮めてしまうものだ」という意識を持っている人は少ないのではないでしょうか。しかし、キレイにブラッシングできていて定期的に歯石クリーニングをするなどオーラルケア意識が高い人でも、歯周病になる、歯が割れる、骨が溶けるなどの危険性を上げてしまう癖なのです。

歯ぎしりは上下の歯をこすり合わせてしまう癖のこと。その時にこすれる音が出てうるさい、あるいは噛み締める、歯をカンカンと鳴らす癖を組み合わせた習癖をまとめて歯ぎしりという場合もあります。

硬い歯と歯を睡眠中ずっとこすり合わせているわけですから、さまざまな弊害が出てきます。ただの癖に見える歯ぎしりにどんなデメリットがあるのか、ご紹介していきます。

歯ぎしりをするとどんなデメリットがある?

歯ぎしりは主に3つの種類があります。1つ目はギリギリとすり合わせるもの、2つ目は噛みしめるもの、3つ目はカンカンと噛んで音を鳴らすもの。これらすべてを行う場合もあれば、1つだけというケースもあり、特徴は人それぞれです。

歯ぎしりをするとどんなデメリットがあるかというと、下記の10個が当てはまります。

歯ぎしりのデメリット

被せ物が取れる

被せ物や詰め物が取れるという可能性です。一般的に詰め物・被せ物はある程度寿命がありますが、それよりもかなり早い期間で歯ぎしりによる劣化が見られるでしょう。何度入れ替えたとしても根本的な治療ができない限り、対処療法でしかないといえます。

歯が横に広がる

これは歯ぎしりだけでなく、噛みしめる癖がある場合に多い特徴です。歯を強力な力で噛みしめることで、顎の骨に本来であれば深く刺さっていきます。しかし、骨が割れる危険性があるため、歯が自衛して横に広がっていくというのがこの状態。

舌の裏側や鼻の下の部分を触ってボコッとした隆起があるようであれば、歯ぎしりをしているのは明白です。すぐに治療を始めましょう。

エナメル質が削れて歯がすり減る

歯を強い力でこすり合わせているため、エナメル質が削れて歯の弱い部分がさらされてしまいます。そこはむし歯や歯周病に侵されやすくなっているため、より一層ケアしていくことが重要になります。

知覚過敏になる

歯ぎしりによって歯のすり減りがひどくなっていくと、冷たいものなどが神経まで到達しやすく、しみる・痛みを感じる知覚過敏になる可能性が高いです。研磨剤のない歯磨き粉を使う、知覚過敏用の歯磨き粉を使うなどで対処していく必要があります。

顎への負荷がかかる

人間の噛む力は非常に強く、さらに無意識下では力の制限もかからないため、非常に顎への負担がかかります。筋肉はもちろん、骨や歯にも負担がかかることは覚えておきましょう。

歯根が割れる

歯の露出している部分はエナメル質に覆われていますが、歯の埋まっている部分(歯根)はエナメル質に比べて非常にもろい性質を持っています。あまりに歯ぎしりをしている時間が長いと、歯根が割れてしまう可能性もあるのです。

歯周病(歯槽膿漏)になる

強い力で長い期間歯ぎしりをしていると、根元から揺さぶれられ続けるような形になるため、歯がぐらつくようになってきます。つまり、歯と歯茎の間に隙間ができてしまっているということです。歯周病は歯茎と歯の間から入り込み、内側に細菌を送り込んで中を膿んだ状態にしてしまう病気。中が膿んでしまえば、歯槽膿漏という状態に進行し、ひどい口臭に悩むことになるでしょう。また、口臭だけでなく歯周病菌が歯茎と骨を溶かし、歯が抜けていくようになります。

いくらケアしていても届かない領域に歯周病菌が住み着いてしまえば、歯科医院で定期的に歯と歯茎の間の歯垢をクリーニングし、歯周病菌の除去を行ってこれ以上進行しないようにすることが必要になってきます。

かみ合わせが崩れる

長い期間歯ぎしりをしていると、その力によって本来のかみ合わせが崩れてくる可能性も大いにあります。乱ぐい歯のようになっている場合は、歯ぎしりが原因になっていることも考えられるでしょう。

特定の歯に負担が大きい

完璧なかみ合わせで均一な力をかけているようであれば、大きなダメージにはなりません。しかし、歯並びによっては特定の歯だけに大きな負荷がかかり、割れてしまうこともあります。

骨が溶ける、割れる

歯槽骨と呼ばれる歯茎の下にある顎の骨が歯ぎしりによって負荷がかかって溶けていく、あるいは歯と同じように割れる場合もあります。

歯の寿命を長くする歯ぎしり治療とは

このようにさまざまなトラブルを引き起こす歯ぎしりの原因は何かというと、原因はストレスや遺伝、自律神経の乱れなどといわれています。しかし、歯ぎしりのメカニズムがすべて解明されているわけではありません。原因を特定できないことも多いため、下記のような治療法を用いて解決していくのが一般的です。

歯の寿命を長くする歯ぎしり治療

マウスピース

物理的にマウスピースをかませることで、歯と歯がこすり合わされてすり減る事態を回避。また、圧力も分散できるため、特定の歯が割れるなどの状態を起こしにくくしてくれます。

薬物療法

寝薬物療法として、漢方などでイライラを抑えるという治療や、歯ぎしりで痛みが出る場合に鎮痛剤などを飲むという治療もあります。

生活習慣の改善

タバコやアルコールを少なくする、逆流性食道炎の改善をする、ストレスを溜めない生活をするなど、生活習慣を改善することで歯ぎしりの原因をなくします。

ボトックス注射

ボトックスを注入することで、筋肉をやわらげ、歯ぎしりしにくい状態にできます。

このようにさまざまな方法があるため、自分の原因を特定するべくかかりつけの歯科医に相談してみるのがおすすめです。自分にあった治療法を見つけて歯ぎしりをなくし、歯の寿命を延ばしていきましょう。

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