子供と食育の話 | 美しい歯を維持するため、当院ではインプラント、審美回復、歯列矯正、ホワイトニング様々なサービスをご提案しております。

子供と食育の話

歯と食育と聞くと、2つの関連性はないもののそれぞれが大事だという感想を持つ方も多いでしょう。しかし、食育が実は歯にとっても重要になってくることはご存じですか?食事バランス、おやつの食べ方、咀嚼習慣、生活習慣病予防など、体の健康だけでなく歯や口内環境にも関わるため、歯と食育は切っても切り離せない関係であることがわかります。

そこで歯と食育の重要性を分かってもらい、子供時代から教えていくにはどうすればいいかをご紹介していきます。ぜひ参考にして、家族全員の健康を習慣づけてみてください。

1日30品目を食べる食生活が歯を育てる

子供にとってみれば、食べたものが自分の体を動かしていると実感できるのは髪の毛や爪、背が伸びて成長を感じる肉体などが多いのではないでしょうか。少々無機質にも感じる歯は、歯が抜けて血が出るという経験をするまで、肉体ほど栄養と関係がないように見えてしまうかもしれません。

しかし、歯には歯髄と呼ばれる神経や血管がまとまった中枢部分から栄養が行き渡るようになっており、その働きによって健康的な歯が保たれているのです。食べるものの栄養が偏れば、歯の健康を害する可能性もあります。

子供はつい自分の食べたいものだけ食べることに執着してしまう、朝食を食べたがらない、年齢が上がってくるとみんなで揃ってご飯を食べるのを嫌がる場合も。しかし、最低でも朝・夜2回の歯磨き習慣、よく噛んで食べることの重要性などは学んでおくべきです。その機会が失われてしまうと、将来子供の口内環境が悪くなる可能性もあります。

体のためはもちろん、食べること・飲むことを楽しめるのも健康な歯があればこそ。きちんと栄養バランスの取れた食事をすることが大切という食育で、歯も体も良い状態をキープできるようにしていきましょう。

食べ方教育(食育)で健康な歯と習慣をつくろう

食べ物をバランス良く食べるという食育も重要ですが、食べ方の食育も重要です。歯に関わる食べ方の食育としては下記3つがあります。

食べ方教育(食育) 健康な歯と習慣をつくろう

咀嚼

咀嚼をすることで唾液・消化液・免疫物質の分泌などが促され、消化しやすく体に負担をかけないこと、唾液がしっかり分泌されれば口内を酸性の状態から中和してくれるなど、食べることだけでなく口内環境を整えてくれる効果もあることを知ってもらいましょう。

たくさん噛んで食べると素材の味がわかるという味わい方も学べますし、よく噛むことは体にとっても良いことです。親御さんが実践している姿を見せ、家族でゆっくりご飯を食べるのを楽しむ習慣をつけていきましょう。

食べ順

食べ順に関しては汁物、副菜(野菜)から先に食べて急激に血糖値を上げないようにする、食べ順によって自然と食べ過ぎを防止できるなど、生活習慣病を防ぐ食べ方を学んでおくことで、将来の歯周病予防につながることも分かってきています。

生活習慣がしっかりしていれば、生活習慣病にもなりにくく歯周病のリスクもなくなるため、健康で長生きできる可能性を大きく上げることができるのです。例えば高齢期に歯周病が進んで歯がなくなってしまえば、踏ん張りがきかなくなるため転びやすくなります。高齢で転倒すると寝たきりになる率も高くなるもの。小さなうちから食育をし、生活習慣から正しく整えておくことで将来のリスクを少なくすることができるのです。

早食いの防止

早食いをすると噛む回数も少ないため唾液も分泌されず、胃に入るだけ入ってしまって食べ過ぎの状態になります。子供のうちは噛むことで顎が発達し、歯がしっかり生えてくることにもつながりますので、食べ方の食育でその重要性を伝えておきましょう。

おやつの摂り方

子供の場合、おやつの摂り方についても食育で教えていく必要があります。おやつと一緒に甘い飲み物ばかり摂っていると、糖分の摂りすぎで細菌が活性化してむし歯になりやすいです。また、ダラダラ食べていると歯が溶けた後の再石灰化(エナメル質を修復する働き)を阻害するため、むし歯が進行しやすくなってしまいます。

体の自浄作用を邪魔してしまう、食事が食べられなくなるようなおやつの摂り方、また夜更かしをして小腹が空いておやつを口にしてしまうなど乱れた生活習慣ではなく、食育を通じて整った生活リズムを身につけられるよう、教育していきましょう。

体に良いことは歯にとっても良いこと

生活習慣病から歯周病のリスクが高まり歯周病が他の病気を引き起こすなど、生活習慣と歯の健康は密接に関わっています。子供のうちは体に良いことにあまり興味がないものですが、食育で自然と習慣化しておくことで生活のベースが自然と出来上がっていくはずです。

子供時代に好き嫌いも決定していくため、好き嫌いをあまり作らずに食べられるよう食育をすることはとても大切です。美味しいものを高齢になっても食べられる、充実した人生を送ることができるように、子供のうちから親御さんも一緒に生活習慣を正すことで、皆が健康な歯と体を保った生活楽しめるようにしてみてください。

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